詩はやがて、現実の一部になる/yamadahifumi
択肢を選ぶ代わりに
「創造」という一つの死の代替物を取り上げたに過ぎない
だから、絶望は創造の母であり
そして、意思こそが創造の父なのだろう
僕達が発見しなければならないものはいつも自分自身の中にあるものであり
そして、それは外側の世界の物象を伴って表現される
だから、その外側と内側がうまく重なって表現されれば
この世界にまた一つの新しい表現ーーーーーつまり、
詩によって造られた新しいもう一つの、そして、とても小さな世界が花開く事となる
そして、それはいずれは現実の一部となり、人々に読まれ、流布されて
そうやって、フィクションと現実は交流を重ね
その中で世界は少しずつ年を取り賢くなっていく
今、僕がこの言葉達に込めた想いは
やがて一つの現実となるだろう・・・
詩という、もっとも、空想的な道具を通じて
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