獺祭/石川湯里
伝家の宝刀さん「いやだよ自信ないよ。抜いたらきっと笑われるもん。」
マチが間違えて眠ったら
起こさないよう
静かにそっと通り過ぎること
何度でもやり直せること
彼らにも相応の美学があったの太郎
俗世間に酸化し中身を腐らせ
いつしかゾンビのようになり
ピンクの花をつけました
そして俺の怒りは頂点に達しました
ああ世界よふざけんなよ
鉱物は結晶し輝き続けるから
人々を本気にさせるのす
夜になったら
てめえでケツに泥を塗ってやりてえ
てめえの両手で
ケツに泥を塗ってやりてえ
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