バンジージャンプを1階から/るるりら
挑戦鳥だかなんだかしらないが、
なんでも やってみようと 思ったのです。
渡された地図の通りに行きますと、そこは高層ビルでした。一階のエントランスの美しいこと、さまざまな植物の饗宴でした。
奥に進むと、中央に 透明な扉で仕切られた方丈の部屋があり、扉は すっと開きます。そこに コーチは居ました。最初、メソットのことを教えてくれた時と同じです。 またも 半跏姿勢。そして、澄んだ声で私に こう話を はじめました。
「わたしたちには、尾があります。」
「わたしたちが 尾を失ったから 尾てい骨があるのだと言われていますが、違います。」
「普段は、見えないし、感じない。
[次のページ]
[グループ]
戻る 編 削 Point(6)