はじめての詩/yamadahifumi
言葉によって救われない夢なら
それは一体、何のための夢か
言葉によって癒されない人生なら
それでも「詩人」と呼べるのか
笑いたければ笑え、努力しているといいつつ
その「努力」はどのノウハウ本に書いてある努力なのか
常に、他人の視線に怯えつつ、他人に評価される事を期待しつつ
そうやって、酔っぱらい運転を続けて君はどこへ行こうというのか
何故、君は自分の孤独を信じられないのか
何故、生の希望という偽りか それとも
他人への蔑視という自分への欺瞞にしか生きられないのか
生きる事は死への直通路だと気づく事ができれば
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)