近所のローソン/
番田
僕は歩いた
誰もいない部屋で
不動前から五反田への道を歩いていた
そんな毎日だった
夏はスパンキングの音が絶えないマンション街で
僕も誰かにペットボトルを投げつけられた
詩を書いていた
毎晩ドロドロのフォーラムに投稿するためだった
夜の街路を歩いては
オークションの商品を送りに歩く
雑誌では小室哲哉の脱税の話だとかが出ていた頃
いつも夜の暗がりの中で仕事をしていた
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