ストロボ/
ボトルシップ
古時計の長針みたいな君の睫毛
まばたきをする度、刻まれる時間が脳裏に浮かぶ
今日も本当に言いたいことは何も言えない
そのまま時間は我が侭に流れて
もうお別れの時間なの
夕日のストロボ
僕の網膜に横顔が焼き付いた
曖昧な表情とメロウなミュージック
そして今日も総武線に乗って家に帰るのでしょう
夜は淋しさを吸い上げて重くなった
一人で背負うのはしんどい
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