居心地/
加藤
ほのかに開いた日に
重ね続く事を信じた
風は草をゆらゆらさせて流れ
リズムと色をはずませた
目にも耳にも残らないものが大切だったと思った
笑っても 泣いても同じような
ぽっかり空いた空間を思う
そんなふうに歩いて行くだろうと
せかされずに走るだろうと
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