悲しみの日/
三田九郎
悲しい
笑顔が悲しい
やさしさが
ぬくもりの記憶が
なにげない時間
余韻が
思い出のあれもこれも
ぜんぶ悲しい
悲しみが
わたしを満たし
身体を
思惑を
わたしを洗い
世界はこんなに美しかった
悲しみの日
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