無題/
seniri
叫びたくない
冷え冷えとした悪意をみつめて
両手であたためるまで
ほんのひとつだけ
何も考えずに 声を
聞いていたいときがある
新しくなることを
いつまでも願っているだけでは
何も変わらなかった
戻る
編
削
Point
(1)