絶滅危惧主あとインドラ/
鯉
的な呼吸をするのに合わせて
骸骨たちが土をすべて着てしまったとき
鳥は墜落した
こんがりと焼けながら
あれは鳥ではなく土のあとだと猫が言った
その先をずっと行ったとこの紫色の信号をわたって
互いの肉のあまり丸くなった未来都市の
心臓、はドーナツ食べるきみの親指
ぼくは恭しく供犠獣を掲げている
影が男根めく
そのさまに軽蔑する
雨がやがて降る
その肌はうららかに燃える
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