夢と魔法の君/よしたか
 



君は愛と真面目のぺっちゃんこみたいで
君はカツゼツの悪いlovesongみたい
君はカギカッコが大忙しな秘密みたいで
君は重たい無言に溺れる願いごとみたい
君は優しさと残酷を調和させたいランプみたいで
君は善悪のない水に映る顔を真似したりもする
君は素晴らしい相槌を何度も手繰り寄せて
君はちんちんが言えない文化みたい
君は愛の美しさと厳しさに自転車をまいて
君は音信不通と混線の日々に湖をおくった

僕には愛らしくて、誰かには特別じゃない
君はあの人じゃなくて、もちろん僕じゃない
怖がって、歪んだ連想ゲームを怖がって
逃げこんで、一人用の森に逃げこんで
また
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