僕のことば/朧月
 
遠くをみていた君は
いつのまにか僕の足元をみつめていた

僕がだしあぐねている一歩の先を
知っているという君は
不安だという
ひとりだという

それをきいている僕の足は
それでもまだ歩きだそうとはしない

心だけが
限界をしらず飛び続けている
それがきっと僕の詩


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