戯曲(習作つづき3)/星☆風馬
せむし「ポリス」
奈津 「ガールと呼んで」
母 「ノーパン、ガール」
奈津 「そう。おい強盗。よっく見ておけ。この紋所が目に入らぬか!(警察手帳を掲げ見せる)水戸光圀の印籠は三ッ葉葵だが、わたしの印籠はサクラである。悪いことは言わない。わたしの前にひざまずき、わたしの靴をなめなさい(足を椅子の上に置く)」
龍児 「バカ野郎!そっちこそ人質を殺されたくなかったら道を開けろ!」
奈津 「仕方ないわね。助さん、角さん。こらしめてあげなさい」
父、せむし「はは!」
龍児 「おれは本気だぞ!」
父 「人質が死にますが」
せむし「いいんですか?」
奈津 「それはよくない。おい、強盗。よ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)