クリスマスの美学。/かのこ
も、クリスマスにロマンもべつに求めたくはならない。
私がクリスマスに求めたくなるのは、ロマンよりも、わくわく感だ。
自分が黄色い帽子被ってた時代に、布団に潜って味わったような、
魔法のはじまる寸前の、不思議でちょっぴり怖くてでも胸がわくわくと踊る、あの感じ。
小さな子供は大きな大きなツリーに憧れながらも、あのわくわく・どきどき感にツリーの大きさや立派さなどは、本当は関係がない。
サンタさんが本当に存在するかどうか、よりも、
東急ハンズの前で踊ってるサンタさんが愉快で微笑ましいことの方が重要で、
でもまぁ、やっぱり好きな人と楽しく過ごしたいとかいう純粋な恋心もいいんじゃないかと思う。
とりあえず私は、キリストの教えは大嫌いだ。
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