tetetete/狩心
 
吾輩のシは
血に染まった吾輩の個の手によってもたらされる
吾輩の赤は
吾輩のセイ、海水浴であって、
羽は無いし、そう遠くへは行けない
とは思わない吾輩の青は
海と空の境界線が無くなった吾輩の知によってもたらされる
<吾輩>
の交差点に立つ
 黄色い死に於ける信号技術の全て
「を」ココに記す
奏者がつまり走者
総射撃を始めて
 つまり
 操車劇

人ゴミの中

車輪の音が木霊する
我を忘れた妻という「つまり」は逃げて
病人の傍らに真実の「妻理」がイナイ
 偽りの妻イガイが病人の傍らに
 イル、はずもなく… 何を言っているのかさっぱり分からない病魔が
<鎖
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