さんぽ/
朧月
知らないうちに
ヒトを傷つけることがある
それを知ってから臆病になって
すごく慎重に歩いているのに
そのせいでだれかの邪魔になっている
なにもしたくない
そう思ってとぼとぼ歩く
川の流れと
雲の流れ
どちらも思うようにはならないね
そんなことしか気付けない
なにやってるんだろう
でも不思議と晴ればれしている
この道だって明日へ続いているんだとおもう
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