I am crazy for you/ポロリ
日々が送れる。
でも、知ってしまった。僕が愛すべき人を。
彼女は僕のメールで一喜一憂してしまうと言っていたが、僕はそれに輪をかけて一喜一憂しているかもしれない。彼女の何気ない一言に至福を感じ、そのメールをSDカードにコピーする。また彼女の何気ない一言に絶望に苛まれ、携帯をその辺に投げつける。
これだけは否定したかったが、僕は彼女の虜だ。僕の目には彼女以外映らない。いや、現実にあったこともないのだから、目に映るという表現は適切ではないだろう。そう。いうなれば、僕のすべてが彼女で満たされている。
昨日、[「よくやったね」ってキスして髪をなでてもらいたい。]と、メールが来た。
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