「 休息 」/椎名
 
曇り空の向こうに夢が霞んで見えるから

雲が晴れるのを待とう

そんなに急がなくても

そこに変わらずあり続ける空のように

夢は待っていてくれる



疲れたら休めばいい

意地悪く雨が降ったら隠れればいい

また顔出せる時が必ずくるから



光が恋しい

いつもいつだって輝いていたい

しょんぼりするのはたまにでいい

笑って唄などくちずさんで歩きたい



光が恋しい

空が恋しい

眩しすぎる光の中に飛び込んで

溶けてしまいたい



想いよ

光になれ




戻る   Point(2)