「 休息 」/
椎名
曇り空の向こうに夢が霞んで見えるから
雲が晴れるのを待とう
そんなに急がなくても
そこに変わらずあり続ける空のように
夢は待っていてくれる
疲れたら休めばいい
意地悪く雨が降ったら隠れればいい
また顔出せる時が必ずくるから
光が恋しい
いつもいつだって輝いていたい
しょんぼりするのはたまにでいい
笑って唄などくちずさんで歩きたい
光が恋しい
空が恋しい
眩しすぎる光の中に飛び込んで
溶けてしまいたい
想いよ
光になれ
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