唄いたいから唄うのだ/kauzak
 
唄いたい人は何処でも唄うのだ
弾きたい人は何処でも弾くのだ

唄うこと/弾くこと
それが至福であるかの顔をして

奏でる音楽を待っている
人が居れば最高だけど

まるで自分の為だけのように
音楽を奏でている

僕もそんなふうに詩が書けたら
どんなに幸せだろう

自分の為だけのような顔をして
納得できる言葉を零す

誰かがそれを読んでくれるだけで
満ち足りた気持ちになる

認められることの難しさを
突きつけられている日常を離れて
戻る   Point(7)