唄いたいから唄うのだ/
kauzak
唄いたい人は何処でも唄うのだ
弾きたい人は何処でも弾くのだ
唄うこと/弾くこと
それが至福であるかの顔をして
奏でる音楽を待っている
人が居れば最高だけど
まるで自分の為だけのように
音楽を奏でている
僕もそんなふうに詩が書けたら
どんなに幸せだろう
自分の為だけのような顔をして
納得できる言葉を零す
誰かがそれを読んでくれるだけで
満ち足りた気持ちになる
認められることの難しさを
突きつけられている日常を離れて
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