幕切れ、予感/すみたに
誰もが無関心だった、
誰も目覚めることもなかった、 枯れていくことに、
躊躇いなかった
だからといって、 決 して明るい正午でなかった
罪過は過ぎては行かない
対するものは消してはならない、消し去る指先は、
皮膚の厚さで、握手をすればすぐわかる。
振れる指先が啓示の証 呼び出すよ、今呼び出されるよ
大地の精は応じてくれる けれどもなにもしてくれない
私は私でするしかないとはいえ大地の精は何もかも言って
くれた、
途中で投げられたクロスワードパズルの答えが、ない
わけではないから 見
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