音楽の世界/yamadahifumi
音楽こそが私の魂
流麗で豊穣で流れ、そして鼓動するものこそが
魂だというのなら
音楽こそが私の体
肉体的で官能的でいて、それでいて少しもエロスを感じさせない
そんなものが体ならば
音楽こそが私の人生
もし、人生が一瞬の煌き
世界の消滅と生成を同時に行う道具だとしたら
音楽こそが私自身
もし世界が死んだ伴奏に過ぎないのなら
それを輝かすのは私というメロディーなのだから
・・・私は音楽となってどこまでも駆けてゆく
どこまでも、どこまでも私は音楽となって流れてゆく
そして、世界を音符で埋め尽くす
戻る 編 削 Point(3)