音楽の世界/yamadahifumi
 
音楽こそが私の魂

流麗で豊穣で流れ、そして鼓動するものこそが

魂だというのなら

音楽こそが私の体

肉体的で官能的でいて、それでいて少しもエロスを感じさせない

そんなものが体ならば

音楽こそが私の人生

もし、人生が一瞬の煌き

世界の消滅と生成を同時に行う道具だとしたら

音楽こそが私自身

もし世界が死んだ伴奏に過ぎないのなら

それを輝かすのは私というメロディーなのだから

・・・私は音楽となってどこまでも駆けてゆく

どこまでも、どこまでも私は音楽となって流れてゆく

そして、世界を音符で埋め尽くす

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