好きと好き/清風三日月
今思えば…
確かに僕は…
いつも君の…
好きな曲をかけ…
好きなテレビを見ていたかもね…。
だけどね…
それは…
ちっとも…
君メインの…
生活なんかじゃ…
なかったんだよ。
なによりも君の…
笑顔を見たかった僕にとって
それは当たり前で…
ごくごく自然な事…
だったと思うんだ。
君の笑い声が…
聞きたくて…
二人でお笑い番組を…
見ては一緒に笑い…
君の歌声が…
聞きたくて…
君の好きな曲を…
かけていた。
君の好きは…
何よりも…
僕の好きだったんだよ。
でもさ…
よく思い出して。
僕は君を…
鎌倉から江ノ島ま
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