(批評祭参加作品)観察することば/
石川和広
ういう営みの中から、
彼らとは違う渡世があるかもしれない。
そこに比較は、あるが、
言葉を扱う人としての、
言葉を未知のものとして扱う僕の、世界を、
築くための「観察」。
素敵なローマ皇帝の言葉を引く。
「人生はみのり豊かなる穂のごとく刈り入れられる」
* 引用文献
北村太郎詩集 思潮社1975
マルクス・アウレリーウス「自省録」岩波書店1956
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