或る日のトリップ/M?lodie
頭の中は常にいろいろでいっぱい
いっぱい過ぎて寡黙になる
朝起きて布団を蹴っ飛ばす
眠っている間のあれやこれやはくるくると
二次元と三次元の間でハレーション
あたし、ロボットのように働いて
不届き者の笑みをひた隠す
ああもっとそれが見たいな
白く霞む向こうからばら撒かれる色彩
転がる音、壊れるスペクトル
誰にも聴こえないし
誰にも見えないんだと言うのよ
こんなに綺麗で儚い幻覚
この目と耳を通して繋がる世界
頭の中だけで生きていきたい
不適合と指を差されても尚
おはよう、そしてさようなら
レールへ踏み出し遍く理不尽を噛み砕く
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