ミスタードーナッツで書かれた詩/
番田
詩を消した
書かれたノートには 跡が
例えば誰かのために書いた絵のように残っていた
僕には それは 寂しい気がする
例えばそこで言うべきことを話すこともなく別れるように
多くの言葉は きっと 人には無意味だ
街のどこかで 人に会っても
心の中は 深い虚しさばかりが 咲き乱れる
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