潔い朝/
朧月
強いってなんだろう
冬の朝は潔い
そんな空気の中を歩いてゆく
けっして潔くはない私の足は
心を映すようにふらりふらり
視線までもふらり
はらりの葉っぱを追いかけて
自由なんてまだ早い
そういうかのように葉っぱは
踊りながらさきへいってしまった
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