こぼれた あと/
玉兎
かなしくて
なんだか どうでも いいような
ほうしんじょうたい
ともすれば しかいがぼやけて
かんたんな かんじょうやら
もつれあった きもちやらが
きゅうそくに そだっては しぼんでゆく
わたしは うしなって しまった
こころが こわい
あしたには もう こぼれた あとしか
のこってないかもしれないのが こわい
戻る
編
削
Point
(1)