時のすれちがいに/あろん
 



おねがいだからと子どもみたいな目をしていたよ
なつかしい気持ちがいいよって
身体が車を動かして外を走らせたから
ありがとうねありがとうねと
なんどもお礼の言葉をくれた

気にしてるのかな
気にしなくていいのに
可哀想に思えるほど
コダワリを吐き出して
自分を葛藤させるんだね

不毛だから自由にしなよって言葉になってた
不器用だから言ってしまう
ひさしぶりに話し合えた
おなじ時におなじことしてたのに
いっしょのこと思えない

先に歩いてもいいし
あとに歩いてもいい

さみしさが追いかけることはしないから









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