不安が消える時/木の若芽
 
「不安が消える時」
                木の若芽



斬新でいる必要はない
ありのままでいつづける そのほうがいい
空にちょっと同意を求めたら
にこっと光ってみせてくれた
それでいい


大いなる宇宙全体よ
わたしの生を祝ってください
けっして一人ぼっちではないと思うことにします
あらゆる精霊たちよ わたしたちの生を祝いましょう

 
わたしの彼方に 心の彼方に
なにかがひらけていってます
その彼方は近づいてきている
もうひとっ飛びなのかもしれない


不安ってそのものが未練がましいもので
いさぎよく散り飛んでいく勇気がない
かわい
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