からだの言葉/木の若芽
「からだの言葉」
木の若芽
おへそをのばそう
心ものびる
足をもみほぐそう
心もほぐれる
おへそと足はとってもだいじ
あっためよう
心もあったかくなる
左手が右手を追いかけっこ
駆けるよ 走る
手と足が おしゃべりしたがってる
おーい やあ
ときどき遊ばせてあげよう
わたしの体は陽気
まっすぐ歩み進めるのもよいけれど
曲がりくねってらせんに歩み進んできた
そしてこれからも そうしてゆくことができれば
やはりよかったと思う
歩む 進む 生きていくこと
生まれたことを
わたしが生まれたことが宇宙の奇跡
父母がわたしを産んだことが宇宙の奇跡
わたしと父と母
まっすぐじゃない らせんで結ばれて
これからもそうしてゆくことができれば
やはりよかったと思う
ありがとうと思う
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