秋詠/
木の若芽
秋詠 木の若芽
すすき若く光る穂いまだ幼しや なれど利きその弓なりの茎
我を恋うにはあらずと知りつつもこの窓に鳴く虫は愛しき
どんぐりにコスモスそろえ一人遊びの玩具かわゆし 飽かず手にとる
家にわをすっぽりおさめたひょうたんにこもる心地の孤秋独楽
戻る
編
削
Point
(1)