寂寥の領域/empty
 
れている、だろう
poinsettiaの互生置換。
現象の漸次的な邂逅に見切りを附けて、(或いは荼毘に付すように、)
光の枠の中で、単一な形像をきみは見つける、そして、それに
(名前を与えるだろう)

現象の骨格に、一つの〈轍〉を穿つきみのてのひらに、植物たちが優しく纏わりついている、のを、(きみは気付いているだろうか?)―――単調な流れの中には、〈臆測〉が存在しないのを。
わたしのなかで熔解してゆく行為、熔融される原型、
溶かし込まれるかのように、そして吸い付いてゆくかのように、
(光の枠:が、)異様なほどに世界と結びついているのを感じなくてはいられない、と
柔らかな残像が降
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