あしあと、たましいの/飯沼ふるい
 





    空想の間隙を


逆にたどって

            っど

         
               た

                 に逆



   をとあしあのへたしあはしたあ




めくれた


傷口


    うずたかく


            うずもれて
 

      たなびく


          囁きに

   うずくのは


  光のほうへ
      明け放たれている


  こどく


         踏み、ならされていく 
 
                 交感


   待ちつづけている  あしあと
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