あしあと、たましいの/飯沼ふるい
 






空想の間隙に



      読み人、知らずの





   文字の

       うたの


  声ない、叫びの


塊、のたましいの



あさましい



  たのしい

       の   魂、のかたまりが


かくれんぼ




   それは
きみから



指し示された、 無限でないほうの



秘密に 似る
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