尾めで体位は、肥満の丘され道具チキン、/狩心
 
だいじょうぶだ
朝日のない丘はそこらじゅうにある
君も例外なく飲み込まれる
気付いていなくてもあんなにも伝えようとしていたのにそれは
宛てにならない人の声 手探りの心臓の道 真っ暗い洞窟
重ねられていく弟 見知らぬ弟から、愛を繋ぎ合った弟まで、
メーデー メーデー 大海の川の上の橋を渡る やめたいもう今ここで
じょうぶだ
失った過去を未来には求めず、君のいない死界を彷徨う意味は無く
君は元々いなかったのだと 顔のない床はそこらじゅうにある
うぶだ
不定期に渡る 落雷と塩酸の雲、そして屏風に描かれた孔雀
二羽に広がれた尾、逆さ刷りの腕、朱と黄色の腐敗色
いんさーつ凸 いんさ
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