泳ぐ星たち/マーブル
 

だってあんなに
静かなんですもの
星は鱗と尾びれがあり
それが流れ落ちると
人々は願い事をかけますが
それは星が泳いでいるからなのだと思うのです



きっときらびやかな
尾びれを見せたくて
仕方がないのです



時間はあっという間に過ぎて

夜の扉に鍵をかける
夜明の番人という人が
おります


その夜明の番人は
いつでも星と話すことが
出来るのでしょう


わたくしもいつの日にか
あの星ぼしの鱗と尾びれに
触れてみたいと願うばかりです


リーン リン
リーン リン
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