いくつかの言語がすでに死滅した 午後だった、そして花が散ってい た、なんの動物のものかわからな い(おそらく数種類の動物の)い ろんな部位の骨をあつめて、鑢で みがいていた、瞳をもたない花が、 死んだ動物の眼差しでわたしをみ つめている、気がつくと、上空を、 鳶やら鷲やらが旋回をはじめてい た、幼いころのあなたが、わたし のあたまに花冠をそっとのせると、 鳥たちは石となって湖におちた、 彼らはいずれ貝になるのだとあな たはいった、