さようならの夜/朧月
 
親しい人が逝くとき
声にはなりません

時間がまきもどり
自分が小さくなります

ああすれば
こうすれば よかった
と 頭をかかえたくなります

静かな夜になると
星や月がそっと
そばまでちかづいて

いま を受け入れる気持ちになれると
朝が訪れるのです
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