イマジンを聞きながら/kuku
姉は雨に打たれたまま 冷たくなった
母は燃え盛る炎のなかに弟を探しに行って 戻らなかった
もう悲しみは十分だと老人は言った
子供達は人を殺すために 敵を殺すために
兵隊になりたいと 夢を語る
それが夢であって いいの?
憎しみは 憎しみを 生むだけ
想像してごらん 体のカラーも関係なく
一緒に 笑顔でいられる日を
周りの友人を 自分自身を 尊敬できたら
想像してごらん もっと 日差しが優しかった日のことを
すぐ近くに 微笑があった 日のことを
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