美の女神に/
yamadahifumi
美しいものが美しく
僕は涙を流した
とめどなく溢れた涙は
一体、誰に差し向けたものだろう・・・
それはどんな利得も無視して
悠々と流れていく大河のようだ
僕の涙は流れ流れて
天上の君の足元を浸す
君はちょっと笑ってそれを手にすくい
口元に少し含んでお茶目に笑った
そう、天上のあの日
僕は君に恋したのだった
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