生きているか/
きや
まるで無意識のような
白く渦巻いた雲が深い藍色を濁したこと
見上げる
何故きみがそういったことに拘っているのか
皆目見当がつかぬ
やがてきみは空を飛び地球の最果てにさえ届くだろう
きみは生きているか
おれたちはいつまで空を見上げて生きていくのだ
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