進化の悲しみ/HAL
 
ダーウィンは《種の起源》の中で
生き残るのは 最も強い者でも
賢い者でもなく
変化に適応できた者であると残したが

間違いなくそれは真理だと想うけど
変化に適応せず自然をぼくらに適応させようとした
ぼくらに取ってどう云う意味を持つのだろう

ぼくらはもちろんそれは
生あるものすべてに取って
余りにも悲しい真理ではないだろうか
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