(ぶっ)壊れた絵日記/yuugao
客間が、ぶっ壊れた朝昼晩に
私の道標が、感情という名の
どこか哀れな入れ物に
ただ無条件に入れられていく様を見た。
その様を私は
暗いと言ってもいいし
逆に、とても明るいと言ってみてもいい。
けれども私はここで
「逆に」という言葉を使いたくなったのだとすると
本当はとても暗い様なのかもしれない。
そして私は
私が「本当なんて・・・」と思い始めた時(次(継))点から
「本当なんて・・・」と思う「本当」よりも
より「本当」らしい「私」を見つける。
そうすると私は
私が最初に言った「客間」や「朝昼晩」なんて関係なくなって
そしてまた「道標(しる(知る)べ)」だとか「感情」だとかも
なんだか(「私」とは)関係がないように思えてくるのだった。
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