麗人/梅昆布茶
小磯良平描くところの令嬢である
タイトルは「冬の夜」
昭和29年週間朝日
新春増刊号の表紙であるが
ちなみに当時の値段で一冊70円
先日古本屋で50円だった
花森安治や長谷川町子、源氏鶏太、吉川英治等の名前が見える
トプコンやミノルタの二眼レフカメラ
コロムビアの電蓄、ダットサンのセダン
キャブトンのオートバイ
戦後一時家電を生産していた神鋼電気の振動式電気洗濯機の広告も見える
たしかにゴミバケツ程度の大きさでスペースエコノミー
底にある振動板の高速振動で汚れを落とす仕組み
しかし汚れの落ちが悪く振動がうるさいため全く普及しなかったという
でも一度使ってみたい気もするし
ただし当時でも
14800円
それとすでに発売22年を迎えていたダイハツの三輪自動車の広告はちょっと泣けた
いったいノスタルジアというものは衰えつつある脳を
果たして活性化させるのか否か
そのうえなんかタイトルからだいぶ離れてしまっているし
これって
詩じゃねーだろが…
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