言語観の私的考察/
黒髪
枝葉末節という言葉がある。すなわち、木全体から見れば、葉は取るに足らないものだということだ。
言葉は、太古には小さなものの集まりであっただろう。言葉の構造も、人間社会の構造も、ツリー状の
構造を持っていた。「われわれ」から「われ」が分かれたという人間観にも一致する。
それが如実に現れているのが「万葉集」なのである。
戻る
編
削
Point
(1)