訳すと、/もっぷ
 

あらかたを
売ってしまったよ

色、を一つ
手に入れるために

君の時間を
止めるために

やっと会えるのだ
と思ったから



待っていた
待っていた
ずっとずっと
待っていた

春から、
のこと
薫風の頃
そして

いま
こちらは梅雨
なんだ

ということを
ただ

無駄に話そう



そんな
謙虚な思いとは
遠かった

のこるほどに
決して

消えずに

たとえ
くべられても

骨としてではなく
灰としてではなく

確かに

この手に
のこるほどに

 、カタチにこだわった理由があるんだ


珍しく
とても

珍しく、


それとも
らしい

かな?


らしいだろうか







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photograph of kaoru aokaze
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