じしょう/やや
 
一人なら 寂しさなんて 感じない 時々激しい断捨離をする

春に頭痛 夏秋泣いて 冬に殼 外部刺激でたゆたう身

違えた道の先端に立つ カルマの最後を見届けるため

傷だらけの 腕に抱かれていた僕の 「愛」は君のと 少し違う

道なんて 生まれる前から決まってた 戦地に咲いた花と同じく

嗅覚が日に日に鋭くなってきて 母の姿がまぶたに浮かぶ

このまんま 誰とも溶けずに 生きていく 夏の夕凪 滲む汗
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