反重力希望/
なきり
いつの間にか、見えなくなってた
いつの間にか、聞こえなくなってた
いつの間にか、届かなくなってた
いつからだろう、この声が
空を裂いて重力通りに
地球に染み込むようになったのは
いつからだろう、この声が
推進力を失ったのは
ああ、また届かない
崩れ落ちた僕の心は
「覆水盆に還らず」
いつもより雨が冷たいや
1人で相合傘をしてみるけど
君の心は
もう僕に左側にはいない
終わりの見えないループループ
誰か思考を止めてくれ?
戻る
編
削
Point
(3)