アスパラガス、コーヒーの木/マクベス
水を求めて訪れる。遠くの木陰でコミュニティを形成しているライオンのメスの一頭が猟の隙をうかがっているようだ。昨日はリカオンの姿もあった。夕方になると名前のわからないたくさんの鳥の一団が夕日の方角へ通りすぎていった。
ちょっとした合間に眺めるジャングルは息抜きにちょうど良い。いつまでも眺めていたくなる魅力がある。
その後、週は三度巡り、二つのジャングルは滅び、二つのジャングルは大いに繁栄した。
さらに一月の後、私は三つのジャングルを統合しひとつの大ジャングルを創り上げ、力を失った残りの三つのジャングルの破棄を決めた。
このようにして大自然の日々の営みは残酷にも逞しく繰り返されていくのだ。
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