少女/
ペポパンプ
笑った顔をして
こっちを向いている。
物悲しいようで
寂しいようで
誰にも見えない
少女は立って
消えていった。
霧の中に
公園の水飲みが
流れていた。
時計台の鐘が
鳴っていた。
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